解説菩薩の種類~観音菩薩について

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ここでは、菩薩の中でも「観音菩薩」の種類についてご紹介します。

観音菩薩(かんのんぼさつ)は、大きな慈悲の心で多くのひとびとを救ってくださる仏さまです。正式には「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」といいます。ひとびとの救いを求める声を余すことなく聞き入れてくださるという意味です。「観音菩薩」にはいくつか変化のお姿があります。


しょうかんのん
聖観音
観音菩薩の基本となる菩薩です。頭上に阿弥陀如来の化仏(けぶつ)という小さな仏さまを載せ、蓮華のつぼみや水瓶を持っていることが多いです。
じゅういちめんかんのん
十一面観音
頭上に十一面のさまざまなお顔の化仏(けぶつ)を載せて、水瓶を持っています。ときには四本や八本の腕を持つ像も造られます。真後ろのお顔は「大笑面(だいしょうめん)」といって、仏さまが大笑いしているお顔です。十一面観音像の後ろ側を観る機会がありましたら、確かめてみてください。
木心乾漆十一面観音立像(観音寺)
木造十一面観音立像(六波羅蜜寺)
せんじゅかんのん
千手観音
正式には、「千手千眼観自在菩薩(せんじゅせんがんかんじざいぼさつ)」といいます。「大悲観音(だいひかんのん)」ともいわれます。千の手ひとつひとつに眼があり、ひとびとの苦悩をみると、すぐに救いの手を差しのべてくださいます。本当に千本の手がある像は稀で、たいていは、合掌する二本に四十本の小さな手が造られます。頭部は十一面で、多くのひとびとの悲しみをご覧になっています。
木造千手観音坐像(三十三間堂)
木造千手観音立像(法性寺)
木造千手観音立像(広隆寺)
にょいりんかんのん
如意輪観音
物質的、精神的な願望を成就してくださるという観音さまです。一面六臂(いちめんろっぴ)像が普通です。右の第一手を頬にあて、ひとびとをどのように救おうか...と思案していらっしゃるポーズをとります。
木造菩薩半跏像(願徳寺)
ふくうけんさくかんのん
不空羂索観音
ひとびとをもれなく救うために、羂索という投網を持っていらっしゃいます。
木造不空羂索観音坐像(広隆寺)
ばとうかんのん
馬頭観音
農耕や運送、果ては戦闘に欠かせない馬を守護する観音さまとして信仰されています。珍しく憤怒(ふんぬ)のお姿をしていますが、強力な煩悩を追い払うためには、時には慈悲だけでは叶わないと考えられているからです。
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